2024.05.16
防犯・防災
災害弱者の命を守る福祉避難所の整備拡充
大規模な災害が発生した時、最も支援を必要とするのが高齢者や障がい者などの災害時要援護者です。一般の避難所とは別に、そうした方々が安心して避難できる場所が福祉避難所です。2011年3月に発生した東日本大震災当時、埼玉県内には36市町に259カ所の福祉避難所しかありませんでした。半分近い市町には福祉避難所がなく、259カ所の福祉避難所のうち、障がい者向けは43カ所にとどまっていました。議会質問で何度も取り上げるなど、公明党県議団は福祉避難所の拡充を強力に推進してきました。その結果、2023年4月現在、県内の福祉避難所は862カ所、うち障がい者も利用できる福祉避難所は643カ所まで拡充することができました。そして、一般の避難所を経由しなければ福祉避難所に避難できない仕組みを改め、福祉避難所に直接避難できる体制の整備を進めています。市の避難場所・避難所一覧はこちら